モンステラ　デリシオーサ　凹凸葉奇形 (Monstera deliciosa var. seeding unevenness Mutation)アグラオネマ専門販売店　『アグラオネマ本舗』 映画レオンで使用された観葉植物

凹凸葉のデリシオーサ

たまに薬(農薬や殺虫剤)の影響で、葉が妙に変形する個体は多々ありますが、こちらは薬剤ではなく本個体の性質です。

最近海外からの輸入種子に斑や、こうした奇形が出にくくなったという話を耳にします。

恐らく現地に斑入り個体や、そうした特性の個体があるのでしょうが、種子採取の段階でハネられているのか、滅法少ない様です。

当方でも基本形の種子を撒きますが、相当な数を蒔かないと出ない上、良い斑や目を引く面白いミューテーションになると本当に出ません。

当店に限らず、他店様でも面白い個体があれば入手をお勧め致します。

中々ここまでモンステラを揃えているショップも本当に少ないでしょうが、最近海外のインスタで面白い個体が出てます。

ただ1点ものではなくある程度繁殖された株なので、そこが私的には残念。

それとお客様から栽培の方法や葉の形状の変化等メッセージを頂きます。

斑も基本形のミューテーションも、育て方によって変わる場合がございます。

切れ込み深い個体を例に挙げると、幼苗時から切れ込みが深い個体は将来的にも面白い葉形になるものが多いです。

一時的に全く面白くない葉が出る時がありますが、トップを大事にしてみてください。

成熟して株が大きくなると、幼苗時から切れ込み深いであったり穴あきが多い個体は、葉の形状が素晴らしくなるものが多いです。

諦めずにじっくり栽培されてみてください。

尚ある程度株を締めて、いじめてやる方が格好のいいガチっとした草体になります。

人間でも、温室育ちで水も食料も豊富にあるとハングリーさが薄れ、体の締まりが悪くなるように、植物も同様です。

少し肥料を減らしたり、真夏は水分量を落としてみたりすると穴あきが多くなりやすいです。真夏や真冬に水やりを減らすと根腐れも軽減されて一石二鳥です。ただし、乾燥しすぎは厳禁です。ここが難しい

水やりたっぷり肥料たっぷりは基本厳禁です。

画像を送って頂くと良くわかりますが、よほど綺麗な斑入りだとしても肥料たっぷり水たっぷりは緑が濃くなって美しく出ません。そうした株は見るからに健康的な青々した葉ですが、残念ながら斑は消えそうです。

流石にこれで斑が云々というのは当方で経験もないので厳しいです。

こうしたページで少しずつ発信したりして参りますので、少しでもご参考になれば幸いです。

株の成長具合や葉の加減を見つつ、少しずつ調整するのが良いです。

こうした個体は普通ではなく特殊なものなので、そこら辺を意識下さりますと幸いです。