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名義:株式会社 アグラオネマラボラトリー(カブシキガイシャ アグラオネマラボラトリー)
モンステラ デリシオーサ 池田白斑(Monstera deliciosa IKEDA White )
画像1親参考。
故池田太一氏作出の、デリシオーサ選抜個体。これが正真正銘本物の個体。
池田氏と言えばグリーンモンスターが有名ですが、こちらの白斑も銘品です。
氏亡き後、ハウスに鎮座していた幹長3mほどの大株を引き取ってずっと維持しているものです。
色んな斑柄が出ますが、基本白斑です。消えずに維持する優秀な系統。
尚池田白斑の大元からの繁殖は、当方以外のリリースは無く、その当時初めて弊社が販売を開始致しました。
池田白斑という名称で他の業者様から販売される事もあるでしょうが、真偽等についてはお答え致しかねます。勿論当店から購入頂いた個体は責任をもってお答えします。
尚これはまた別件ですが、池田さん作出の中に福助という丸葉の個体がありました。
弊社ではこの福助という名前でモンステラの丸葉を国内マーケットに浸透させた初めの業者ですが、それ以前にある方のブログで福助という名前で少し紹介されていたことがあります。
当方その方のブログを拝見しており、その時から福助という名前は知っておりました。
そこから数年後池田氏ご本人とお会いする機会に恵まれ、そこで福助含む色んなモンステラを譲り受けた経緯がございます。
池田氏はこの福助というモンステラを、種苗登録して販売されている訳でもなければ、積極的に繁殖して販売もされてません。
恐らく愛称の様な形で、たまたま実生から出現した1つの丸葉モンステラにつけられた名だと推察致しますが、特に深い意味は無かったように感じます。(実際池田氏が亡くなられる前に何度も交流があり、お話を伺って当方が感じたことです。)
弊社でオリジナルの福助は既に手放して残っておりません。理由はその後モンステラ葉形のユニークさに惹かれ、そこから実生選抜を繰り返す内に福助以上に丸い個体が多く出現したためです。
尚福助は当方では鉢植えでしか管理しておらず、これを地植えにするともっと大きくなる可能性があり不明です。
前置きが長くなりましたが今モンステラ界隈でこの福助に対して混乱を招いている様です。
理由は弊社が福助として、丸葉葉形選抜をその名で多くリリースしたためです。
思いのほか福助という名前で人気が出て、多少神格化されているのか、それをオリジナルと勘違いされる方がおられるみたいです。
当方ではオリジナルの福助は、当然ながら池田氏から譲り受けた個体からの株分けでしかリリース致しませんが、一部の方が弊社実生選抜から出た丸葉をオリジナルと勘違いされている様です。
尚オリジナル福助から種を取って蒔いて、そこから丸葉選抜したという内容も誤りです。
当方では池田氏の福助と呼ばれている個体から種を採った事も無ければ、蒔いたことも当然ありません。
当方がお伝えしたい本当の内容は、あくまでも輸入種子から発芽した無数の個体の中から、丸葉の個体を福助実生としてリリースした事になります。商品説明文でも、オリジナルの福助、池田氏のオリジナルの福助のクローン等と謳った事は一切ございません。
福助 実生と記載すればオリジナルではなく新たな種から出た丸葉と認識されると思っておりましたが、実際はオリジナルと勘違い、もしくは福助のオリジナルから実生したと捉えられている様です。なぜ福助 実生と記載すればオリジナルではなく新たな種から出た丸葉と認識されると思っていたかというと、弊社では鉢植え管理で、本種のマックスサイズまで育てて開花させたことも無ければそもそも種子を採ろうとも思ってなかったためです。そこまで弊社がすると思われないだろうというこちらの認識不足、説明不足です。
かなり誤解されているようで、この場を借りてお詫び申し上げます。いずれインスタ等にも同様の内容を上げさせていただきます。
先述の通り、あるブログでご紹介されていた福助ですが、特に当時その名がマーケットで認知されているわけではありませんでしたし、モンステラにその名を付けての販売は一切無い時代です。
池田氏に敬意を表してこの名と池田氏が後世に残る意味合いでも、丸葉デリシオーサに付けたいという思いがありました。
本販売の池田白斑も、あえて故人の名を出す意味がそこにあります。ホワイトモンスターの伊藤氏も同様です。ちなみに伊藤氏はホワイトモンスターとは呼んでません。テンシンラン(デンシンラン)と呼ばれてました。
勿論商売的にこの名は覚えやすく連想もしやすい、愛されるかなという思い、私的に気に入った部分もございます。
残念ながら今となっては混乱を招いているだけの様ですので、今後丸葉をその名で呼ぶことは控えていく方針です。
尚この名でリリースすることは勿論違法ではございません。種苗登録もされておらず、オリジナル福助自体、万人が見て明らかな違いが判るこれといった定義はございません。何ならコレは無いとは思いますが、大元の池田氏が複数違うクローンの丸葉を保有しておられたら?沢山実生されていたら可能性は決して0ではなく、今となっては知る由もございません。
ルール、定義、また命名者の商売上の思いがあれば話が変わってきますが、今回は決してそうではありません。私個人的に、福助とはぽっと出た1つの愛称と考えております。
ただ先述の通り混乱、誤解を招いていることは事実であり、当方でもここまで事が広がるとは想像しておりませんでした。
福助という名を、1モンステラ販売名として世に広めた人間として、また今後のマーケットの混乱を招いた身として、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
※植物本体の鉢はプラスティック製鉢での販売となります。
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