翁丸(Cephalocereus senilis)　実生完品アグラオネマ専門販売店　『アグラオネマ本舗』 映画レオンで使用された観葉植物

 

30年ほど前には随分と一般に見られた柱サボテンですが、ここ10年で数が激減しました。

実生されなくなった、扱われなくなったのが主な原因ですが、それにしても減りましたね。

よく誤品が多く、ここ5年の間で誤った品種が翁丸として販売されています。

某有名なサボテン業者(名前は伏せます)でさえ、複数誤品を送ってくる有様でクレームは付けずに受け取りましたが困ったものです。苦笑

因みに、実生で結構な数を入れましたがその全てが目当ての翁丸ではありませんでした。

オキナマルオキナマルと、昔からサボテンを扱う業者は当たり前のように知っている品種ですが、現物を見てないのか、はたまた昔の事で忘れてしまったか。誤品を送られた経緯は定かではございませんが、実物を一度でも手にした方は本品種の唯一無二な毛の質感、見た目。直ぐに分かるはずです。

毛むくじゃらなサボテンは柱でも他ございますが、本種は幼苗時には棘が無い(実際少しございますがほぼ無い)事と、毛が画像で見るそれとは異なり、かなりしっかりしてテグスの様です。

柱は基本手元に残す個体は少ないですが、これはずっと残してます。そこには品があり、神々しいまでの美しさがあります。

ですが中々増えません。頭飛ばしても1つしか吹かない事が多く、また発根もあまり宜しくありません。

販売個体は実生の完品です。台で接いでいない、自根の個体です。

形も最高目立った傷も無い、完璧なまでに美しい個体。

根もガチガチでコンディション最高です。

たまに眺めてはその不思議な世界観に魅了されているこのサボテン。この先も変わらずその魅力を発し続ける、最高の柱。