ニティドゥーム・カーティシー~秋→冬に向けて管理編~

皆様、こんにちは!!

最近サングラスに全力投球、懸りっきりで日記更新がいつも以上に遅れております;すみませんっ!!

先日福井県鯖江にて、例の『LEON』サングラスの打ち合わせに行って参りました。

またまた色々と問題?が出たのですが、それは後ほど少し書かせて頂くとして、まず初めカーティシー管理編最終章、秋~冬に向けての管理方法をざっと掲載させて頂きます。

秋~冬に向けての管理で一番失敗なく、また枯らさない方法と致しまして行って頂くことは水やりのタイミング(回数)とその個体に合った置き場所の確保です。

水やり方法・回数は、さかのぼってカーティシー~冬の管理編~でも書かせて頂いておりますが、乾いたら与え、常に湿っている=根周りに水が豊富にある状態を避けます。

また、温水をかける方もおられるかと思いますが、夜間、朝方は避けて下さい。

これは温水、冷水でも同様です。また温水の場合、かけたその時は良くても気温が低い日には直ぐに冷えて根を傷めますので、こちらも温かい日中に行って下さい。

霧吹きも出来れば秋、冬は行わない方が失敗なくお勧めです。

気温の安定した、常時20度以上ある環境ですと上記の水やりや霧吹きに対してセンシティブになる必要はございませんが、気温変動がある環境ですと、与えて葉を傷め、枯らすケースが多くございます。

カーティシーは葉は厚いのですが、それほど強くはございません。ホワイトステムはカーティシーよりも強く、夏に比べると勿論遅いですが成長も致します。

ある程度の大きさの株へと成長致しますと、株自体強くはなりますが、温度が高くない冬場に霧吹きを行っても、私の今までの栽培経験上大きな効果は期待できません。むしろ傷めるケースが多いです。

秋、冬は部屋の中央に置いてやり、乾いたらたっぷり水をやる。そしてあまり場所を動かさないことです。

上記の株はカーティシー~冬の管理編~にも記載させて頂きました株で、数十年同じ鉢、同じ場所に置いているものです。

3年ほど前、株が込み合ってきたため一度だけ植え替えしました。ですがその後調子を崩し、生育はあまり思わしくなかったのですが、今年の夏終り頃になってようやく成長が盛んになってきました。

冬場、朝方と夜間は5度程度まで下がる場合もあり、日中はエアコンをつけたり消したりの環境です。

場所は部屋の隅に置いていますが、冬場も全く問題なく、成長もします。

これは株が大きいのも理由に挙げられますが、置き場所を変えないことと水やりのタイミングが大きなポイントとなっております。

植物を観察していると、その場所が気に入っていれば分かります。
生育がほんと違います。

その場所からほんの少し移動させただけで成長が悪くなったということも多々ございます。

様々な環境要因があるため、その植物が気に入った場所を見つけ、長年置いてやれば栽培も楽になります。

その場所を見つけることは簡単!!
春先、夏場に成長を盛んに行う時期、室内栽培でしたら色々な場所に置いて試して頂き、なんなく生育している場所が見つかればそのままその場所で栽培します。

あまり夏場生育がよろしくなかった方には…….う~ん;難しいですね笑

その場合にはたとえば室内の中央、少し床からの距離がある台の上に置いてやります。要は冷気が少ない、または影響の少ない場所を探して下さい。

寒暖差が激しい窓際は避けます。床から少し高さのある置き場所が欲しいのは、冷気は下に向かってたまるためです。

カーティシーは本当に生育が遅く、調子を崩すとあやすのが大変なのですが、この時期は成長を休ませてやり、極力無理をさせないような管理をしてやりたいところです。

もちろん、本来なら休まず成長させてくれよっ!!と言っているかと思いますが・・・・・;その要望を是非とも叶えてやりたいとお考え方は暖房をたんまりと焚いてやって下さいまし笑

以上、カーティシー管理編でした。   END

※プロトサンプル

さて、お次はサングラスです。

冒頭でも申し上げましたが、これは嬉しいのやら悲しいのやら問題が起きておりまして。

というのもこのLEONサングラスのディーテールがある画像と情報から細かく異なることが判明!

この細かい部分が全体として大きく異なって見えてきます。

一番大きな点は蝶番部の違いです。

これが厄介、本当に一番厄介でございまして、作ることになりそうです;

レオンサングラスのパーツは90年代に鯖江にて製造されたものですが、現在その会社はメガネ製造を行っておらず、ブランドとのライセンスも切れていてフレームや部品等残っておりません。

レオンサングラス製造時期と同じ、90年代に鯖江にて作られた同ブランドのデットストックサングラスを入手。その蝶番がレオンのそれと同タイプで、実物は大変しっかりしております。

プロの方が仰るのには、このタイプの蝶番は見たことがなく、またパーツ数も多いとのこと。

ですが、完全復刻のため、もう少し粘ります。

本ブログにて経過状況を今後も掲載して参ります。

前予約注文を頂いているお客様には個別に情報を配信、お伝えしていきます。

どうぞよろしくお願い致します。

※プロトサンプル