新年明けましておめでとうございます!!

貴重という言葉は人間が勝手につけたものですので、植物には何ら意味のない言葉ですが、人が植物に対して思う貴重という言葉の基準は第一に増えない事です。

増えない理由はいくつかございますが、そもそも元数が少ない事や、生育が遅い品種、そして子を吹かない(吹きにくい)等ございます。

残念なことに、フォルムが素晴らしいやつほど増えない傾向にあります。何故でしょう;

年数はかかりますが、上記種を是非ともお手に取って愛培、楽しんで頂ける様厳選して参ります。

アップ日はかなり不定期ですのでこまめにチェックのほど、宜しくお願い致します!!!

新年初めはアグラオネマの葉をご覧ください!

以下掲載画像はほんの一部ですが、アグラオネマにはこれだけ多種多様な柄がございます。

まだ栽培を始められていない方は是非挑戦なさってみては如何でしょうか?

では、どうぞ。

 

 

こちら販売致しております、アグラオネマ・ミュータント

この左右非対称な葉形状と、色合いが最高です。
この品種の栽培歴が浅いので、今後どの程度のサイズになるかは未知数ですが、恐らく小型種です。

現地では数鉢数える程度しかございませんでしたが、どれも小さかったです。

このタイプの細葉はあるのですが、この丸っこい形状は見ないです。

貴重な1品

アグラオネマ・ロツンダムのインドネシア・アチェにて採集された個体。
まだまだ大葉になります。

色素濃度が濃く、黒っぽい葉になります。

 

アグラオネマ・コンムタツム バリエガータ

安定度抜群の斑入り個体。

当方での栽培個体を目安に安定度合を図っておりますので一概には申し上げられませんが、この個体はかれこれ15年以上維持しており、今まで一度も消えた事の無い個体です。

アグラオネマ・カーティシー

本物のカーティシーです。オブロンギフォリウムの変種で、恐らくハワイにて作出されたものと思われます。
品種自体はかなり古く、現在タイやその他出回るカーティシーと呼ばれるものとはサイズも葉形状も異なります。

 

こちらも小型タイプ。性質は弱くはないと思いますが、これから仕立てていく株です。

アグラオネマ・リリアン

映画レオンのラストや、一部シーンにでてくる葉柄の長いタイプ

矢羽根紋様もクッキリで、いかにもカーティシーと近い草体ですが違う品種です。
これも貴重な株で、少量販売で直ぐに売れてしまいます。

これもレアなアグラオネマ。
NEW Hyb で、まだ新しい品種。品種名はまだついてません。
ナロータイプの最高峰だと思います。

 

 

こちらも新しい品種。滅茶苦茶コンパクトなアグラオネマ。
コンパクトな葉が密生します。

アグラオネマ・シルバークイーン 斑入り

これも安定した斑入り種。管理の仕方にコツがいりますが、今まで消えた事の無い品種。
夏の生育期にかけて斑が強まり、秋口から冬にかけて緑葉に戻りますが、また斑が出てきます。

年中生育させれば、年中斑を楽しめるかと思います。生育に勢いをつけることが良い斑を出すコツです。

幻のアグラオネマ・スワンナプーム の極上斑個体です。

スワンナプームと呼ばれる、センターに大胆斑の個体がございます。パタヤビューティーの柄に近い細葉タイプで、こちらもタイのある農場で生まれたものの様です。

登場から直ぐに消えてしまった幻のアグラオネマで、その斑入り個体

成長が遅く、販売までには時間を要します。

これも一見地味ですがあまり見かけなくなりました。ホワイトステムの無地葉

非常に地味で、肝心の矢羽根が消えてしまった個体。同時に個体数も激減で、消える一途を辿ってます。

センターライントリカラー 人気があります。当方ではこれも長く販売してましたが一旦終了です。
根が太く、伸びて張るまでは調子がイマイチ悪いタイプ

極彩のトリカラー これも素晴らしい柄で、白銀紋様が散って派手になります。
結構子が吹きやすく、春先でしたらお分け可能です。

一見普通のトリカラーですが、幼苗の銀葉といい、親の銀さといい、正に最高発色銀個体です。
画像の株はまだまだこれから。更に派手に散ってきます。

大葉で紋様が美しく、成長の早いトリカラー 去年は10株ほど販売致しましたが、今年は少し増殖に専念します。

素晴らしい一品。紋様の濃さ、大葉、フォルム。三拍子整った大型トリカラー

子が吹いてきましたが、未だ販売未定です。

秘蔵の逸品です。葉は大きく育ち、大人の手のひらを越します。

これはアチェ産のトリカラー。未だ最終の葉表現ではない気が致します。幹上がりですが…

調子が上がったり下がったりを繰り返して5年程経ちます。

今年は用土配合を変えて大きく育てようと思います。未だ販売は程遠いタイプ

こちらもアチェ産。 センターに細く白銀ラインが入ります。言っては何ですがあまり…気に入ってません

でも大切に育ててより大きく育てたいトリカラー

豹紋

こちらも素晴らしいタイプ
大葉になります。独特な柄で、幼苗、中間体、親と顔を変えます。変幻葉のトリカラーです。

白銀の最高峰だと思う株

幼苗から親に至るまで、その葉に対しての銀面積がほぼ変化しない優良個体です。

また花芽がつくと紋様が変わりやすいトリカラーが多い中、この株は全く変わらず同じ葉を展開します。

安定度合と銀面積、バランスが最高です。秘蔵株

 

有難い事にお客様からディープフォレストという名前を頂いたトリカラー

トリカラーは当初全く流行らず、売れない植物でした。

十数年になるかと思いますが、インドネシアから仕入れた個体の生き残りです。

ずっと大切に残している株で、これぞザ・迷彩です。
今まで販売させて頂きましたこちらのタイプ個体は全て1株の親から分けたものです。

名前や産地にとらわれず、純粋にその美しさで魅力を語れる植物です。

こちらはホームにて販売中の個体です。
細葉で小ぶり、その中に細やかで美しい柄が散らばります。個人的に好きな1株

親は全て売約、販売済みのトリカラーで、現在小さな子を育種中
癖があり、幼苗時に神経を使いますが、調子が上がり、大きくなるとその美しさは格別です。

細葉にセンターへ白銀が鮮明に入り込みます。

これは非常に重要です。

冬場でも、風を送る工夫をした方が断然良いです。
無風でも枯れることはないですが、春先の生育の伸びが違います。

また、イオナンタの生育速度ははっきり申しまして遅いです。
アルボマルギナタの斑タイプは更に遅く、毎日見ていると成長しているのか心配になるくらいです。

しかしながら1年前と今を比べると葉数やサイズが格段に大きくなっている筈ですので、気長に育てるのに適した植物と言えます。

夏場の高温期に弱い印象があり、当方では冬場の方が状態良く育ちます。
また何でもいいので着生させてあげると尚良いです。

当方では市販された立派な流木やコルクは用いておらず、住んでいる敷地で調達できるカラマツの樹皮に着生させています。

一旦着生すると生育の伸びが違いますので、一度お試しください。

生育期には液肥(ハイポネックスが手ごろです)を500~1000倍に薄めたものをソーキング時に与えます。

肥料は特に必要としませんが、与えた方が大きく育ちます。

 

斑は成長が遅いので気長に見守ってあげてください

最後に、当方お気に入りのフィロデンドロンでお別れします。

 

 

フィロデンドロン・ピッグスキン 奇形葉個体

 

フィロデンドロンをもし興味持っておられる方がおられましたら、まずこの個体をお勧め致します。
このフォルムに好き嫌いは当然ございますが、この迫力と奇抜さは最高だと思います。

でもやっぱり思ったよりも人気が無いんですよね~

やはりマニアックなんですかね;

これは大きく育ててみない事には、画像では伝わらない植物です。

今年、今後の一押し植物です。

大株は数に限りあり、極少量ですのでお早めに!!

                                          

アグラオネマ本舗